前沢牛のおいしい理由
緑の大地
岩手県県南に位置している前沢町は、北上山系に囲まれ、町の中心部付近には北上川が流れています。
北上川の流域に穀倉地帯が広がっており、内陸性の穏やかな気候と豊富な水、肥沃な緑の大地だから稲作に適しています。だから牛たちの食べ物 (稲わら) も豊富です。
さらに、温暖な気候は、暑さに弱く、寒さに強い牛たちにとって、暮らすのに最高の条件の土地でもあります。
良質の粗飼料が豊富
優れた品質作りの要素に粗飼料があります。
前沢町にある束稲山麓には良質の牧草地があり、豊富な乾草と前沢産良質米の稲わらなどが、前沢牛の特徴である見事で鮮やかな霜降り肉を作りだします。
稲藁を牛の成長に合わせて適切な量だけ与ています。
農家の温かい手で
上質な稲藁が取れることはもちろん、農家の人たちが手塩にかけて育てています。
牛たちにストレスを与えないよう、細かく気配り、牛舎の隅々まできれいにし、毛並みを整え、1頭1頭に話しかけています。
こうした行為が牛たちを安心させ、食欲増進にもつながっています。
最高の肉質
前沢牛は、常に肉質等級が最上級を安定的に確保しています。
昭和57年には肉質日本一の記録を樹立して、年間上物率を、全国平均18%のところ、73.8%を記録しています。
日本一の最上級の肉ですので、刺身で食べてもおいしくいただけます。
「前沢牛のにぎり」を一度お試しあれ!
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